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author : スポンサードリンク | 2015.10.20 Tuesday

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THE SNOW GOOSE/CAMEL

author : Zie | 2011.05.15 Sunday
ファイル0014.jpg
1.The Great Marsh
2.Rhayader
3.Rhayader Goes To Town
4.Sanctuary
5.Fritha
6.The Snow Goose
7.Friendship
8.Migration
9.Rhayader Alone
10.Flight Of The Snow Goose
11.Preparation
12.Dunkirk
13.Epitaph
14.Fritha Alone
15.La Princesse Perdue
16.The Great Marsh

イギリスのギタリスト、アンディ・ラティマーを中心としたプログレッシブ・ロックバンド、キャメルの代表作で、1975年の作品です。

この作品はアメリカの小説家ポール・ギャリコの『スノーグース』という短編小説を読んだ、キャメルのベーシスト、ダグ・ファーガソンの発案により、この小説の世界を音楽で表現したもので、全編インストゥルメンタルで曲間の無音の部分も無くして、アルバム全体をひとつの作品として連続させて作られている、キャメルの初期の名作、一大叙情的コンセプトアルバムです。

私がこのアルバムに出会ったのは、いわゆる『プログレッシブ・ロック』と呼ばれるものを片っ端から聴き漁っていた大学生の頃でした。
アルバムがリリースされたのは1975年ですから、発売当時はまだCDは無く、LPでA面B面と分かれておりましたが、このアルバムは最初から最後まで連続して聴いた方が、途中で途切れることなく聴けるので、CDで聴いた方が良いと思います。
私は最初からCDで聴くことができました。

このスノーグースという物語のあらすじをざっと説明します。
第二次世界大戦の最中のイギリスのグレート・マーシュという街が舞台となっております。
そこに、障害を持って醜い容姿であるが故に、人目を避けてひとりひっそりと暮らすラヤダーという画家がおりました。
ラヤダーは動物好きで、動物達とのみ交流して暮らしておりましたが、そこに美しい少女であるフリーザが傷ついた白雁(スノーグース)を連れてその白雁の手当ての相談の為に、ラヤダーの元を訪れました。
そして、白雁を手当てして救うことができて、そこからラヤダーとフリーザの交流が始まりました。毎年白雁が渡ってくる時には親交を深めるようになり、次第にラヤダーはフリーザに対する友情がだんだんと愛情に変化してくることに気付きました。
しかし、ラヤダーは自らの醜い容姿を気にしてフリーザに対して気持ちを告白することができません。
フリーザも自分の気持ちに気付かないままです。
時は戦時中、傷ついた兵士たちが敵に包囲されてしまいました。
そこで、ラヤダーは勇敢にも傷ついた兵士たちを救護すべく、決死の思いで戦地に赴きます。
フリーザはそんなラヤダーの姿を見て、彼の万物に対する愛情の深さを知り、そしてラヤダーを愛している自分の気持ちに気付きますが、時既に遅し、あえなくラヤダーは討ち死にしてしまいました。

という哀しいラブストーリーですが、この物語は自然の美しさ、動物達との心の触れ合い、戦争への疑問提起などが盛り込まれた読み応えのあるお話です。
私が書くと安っぽく感じますが、非常に心温まりますので、機会があれば是非読んでみて下さい。
新潮文庫より発売されています


…とここまで書きましたが、このブログは書評ではなく音楽レビューです。

私がスノーグースの小説を読んだのは、キャメルによる演奏を聴いてから20年近く経ったごく最近です。
小説を読んだことで、このアルバムをより違った感覚で聴けるようになりましたが、別に小説を読まなくてもこのアルバム自体は聴いているだけでストーリーを感じさせますし、情景が目に浮かんでくるようです。
アルバム全体を通して聴くと、時に美しく、時に躍動的に、時にアグレッシブに、また苦悩を音楽でうまく表現されていたりして、とても感動的で涙すらすることもあります。

断片的に見ても、導入的な曲である『The Great Marsh』から続く『Rhayader』では、ギタリストのアンディ・ラティマー自ら演奏するフルートを主旋律に使った、至極と言ってもいいような美しいメロディーが聴けます。
また、『The Snow Goose』では心温まるような、それでいて明日への希望が見えるようなメロディーが、『Migration』ではスキャットを効果的に用い躍動感たっぷりの音楽を聴くことができ、また戦地でのことを表現した『Dankirk』では、ロックバンドらしいアグレッシブさを見せ、最後は『La Princesse Perdue』で感動的にエンディングを迎え、その余韻を残しながら、エピローグ的な『The Great Marsh』で静かに終わるという展開です。


とにかく、このアルバムの素晴らしさは、私なんかには書き表すことは難しいです。
是非是非、皆さんに聴いてみて頂きたい作品です。

さて、今回は2つ動画をご紹介致します。

まずは、『Rhayader』と『Rhayader Gose To Town』のメドレー
RHAYADER〜RHAYADER GOSE TO TOWN/CAMEL

尚、携帯電話から御覧の方は、ここからYouTubeに飛んで下さい。


2つ目は、『The Snow Goose』
THE SNOW GOOSE/CAMEL

尚、携帯電話からご覧の方は、ここからYouTubeに飛んで下さい。


2つは違う時期のライブですが、どちらも素晴らしい演奏が聴けます。
是非、ご覧下さい。
| プログレッシブ・ロック | 22:54 | comments(0) | -

THE FINAL CUT/PINK FLOYD

author : Zie | 2009.10.04 Sunday
グラフィック1004.jpg
最初の記事からファイナルになってしまいました(笑)

このアルバムは、プログレッシブ・ロックの大御所、ピンク・フロイドの1983年のアルバムです。
ピンク・フロイドの全盛期と言ってよい60年代後期から80年代初期にかけて、バンドのリーダーだったベーシストのロジャー・ウォータースのソロ作品的な要素の高いアルバムであり、すべての曲の作詞作曲ヴォーカルはロジャーが担当しています。

ロジャーにとっては前作の一大コンセプトアルバム『ザ・ウォール』のプロジェクトの完結版のようなもので、文字通りこのアルバムでピンク・フロイドというバンドを“ファイナル・カット”するつもりであったようです。
しかしながら、その後もバンドはロジャー抜きで続けられましたが。

ロジャー・ウォータースという人は決して歌が上手い訳ではなく(むしろ下手かも知れません)、またベーシストとしても特筆するようなテクニックがある訳ではありませんが、その独特な歌い回しといろんなテクノロジーを駆使した音世界作りで非常に特異な雰囲気を作り出す人です。
私にとってみれば、麻薬の世界です。彼の音楽を聴いているとなんだかとっても不思議な気分にさせられます。(とは言え私は麻薬なんか一度たりともやったことございませんので。誤解無きよう(笑))
私にとっては決してBGMにはなり得ません。全身全霊をその音楽に委ねなければなりません。
それなので、ピンク・フロイドを聴く時にはちょっとした心の準備が必要です。
このアルバム自体は、あまりにもロジャーの色が強くてファンの中でも評価が大きく分かれるらしいのですが、私にとってはピンク・フロイドを聴くときの醍醐味であるトリップ感と内省的な感覚を味わうのには、バンドの最大のヒット作である『狂気』とこのアルバムが双璧であり、非常に好きなアルバムです。

また、このアルバムではロジャーに請われて仕方なくギターを弾いたというデイヴィッド・ギルモアも(そんな状況であっても)いつにも増した感情たっぷりなギターを聴かせてくれています。

ピンク・フロイドは、ちょっととっつき難い印象があると思いますが、一度ハマるともう抜けられません。泥沼のようなバンドです(笑)

いかがですか?
是非ドップリとハマってみませんか?

今回はこのアルバムの中から私の弾き語りのネタでもあるタイトルチューン、『The Final Cut』の動画を貼っておきます。
尚、携帯からご覧の方はここからYouTubeに飛んで下さい
| プログレッシブ・ロック | 23:04 | comments(0) | -
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